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糖尿病に「甘茶」

「甘茶」とは

口腔清涼剤・糖尿病患者の甘味料
メタボリック症候群に
健康人生訪問記
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糖尿病に「甘茶」

甘茶とは

「甘茶(アマチャ)」はユキノシタ科で、和名で甘茶、
別名をアマチャノキ、キアマチャ(木甘茶)といいます。

「「甘茶」は、日本固有の植物で本州の山地に希に生えていますが、薬用や庭木として栽培されている落葉低木です。園芸植物のアジサイと非常に近縁の植物であって、江戸時代にヤマアジサイなど植物の中から甘みのある成分変異株が民で発見されて作り出されたと言われています。現在流通しているのは栽培種が全てで、天城産が有名でありますが、現在は長野県信濃町周辺産が殆どを占めています。


口腔清涼剤・糖尿病患者の甘味料

「甘茶」は第十四改正日本薬局方に医 薬品として収載されており、医薬品の苦 味を和らげる矯味剤や口腔清涼剤及び糖 尿病患者の甘味料として用いられていま す。毎年4月8日に行われる釈迦の降誕 を祝う仏教行事の灌仏会では釈迦立像に 甘茶湯を注ぐ習慣も知られています。

「甘茶」は、江戸時代に作り出された新しい日本民間薬であるため、薬用としての歴史は浅く、薬効が十分に伝承されていません。日本の江戸時代の薬物書「大和本草」や「物類品隲」などにも甘味のほかには" 健康に益する"などと記載されているにすぎません。また、俳人で艶福家の小林一茶が愛飲し元気で長寿を保ったことや、「甘茶」が肌に良いなどと民間的に伝承されていました


メタボリック症候群に福音

加工された「甘茶」は、フィロズルチン、ヒドランゲノールおよびその配糖体、ルチン、クエルセチンなどを含有し、甘味成分はフィロズルチンで砂糖の1000倍以上の甘味があるといわれています。また苦味 成分としてタンニンを含んでいますが、カ フェインは含まれていません。抗アレルギ ー作用・歯周病に効果があります。

平成19 年3月の日本薬学会の学術発表で、「甘茶」 について驚くべき報告がなされました。 含有成分であるヒドランゲノールに着目して京都薬科大学の吉川雅之教授が重要な発表をなされました。 「インスリン感受性を高める作用がある」というものであります。現在医療用医薬品として治療用に用いられているインスリン抵抗性改善薬(糖尿病薬グリタゾン系)との比較試験に於いても同等以上の効果があることが報 告されました。

今後、メタボリック症候群の方には福音になるかも知れません。

 

 

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